みなし解散と継続の登記

株式会社は取締役などの役員の任期を10年に伸ばすことができるようになって、けっこう経ちます。

株式会社は最後の登記をして12年経過していると解散したものとみなされる解散登記を法務局が行うのでご注意ください。

みなし解散の登記、増えている印象です。

もし事業を続けているのに、登記をしておらず、解散の登記をされてしまった場合、会社を続けていくには継続の登記などをしなければなりません。

面倒な手続きと費用がかかりますので、役員変更登記など登記は忘れないようにしてくださいね。

一年間ありがとうございました

みなさま今年もお世話になりました。おかげさまで年を越せそうです。ありがとうございました。新年は1月7日から営業です。お問い合せフォームは年末年始も動いているのでご利用ください。来年もよろしくおねがいいたします。

死者名義の相続登記の登録免許税の免税について

相続により土地の所有権を取得した方が相続登記をしないで死亡した場合について、免税措置がとられています。

期間は平成30年4月から平成33年3月までです。

詳しくはお問い合せください。

 

法務局や法務省のホームページにも載っていますので、「相続登記 免税」で検索してみてください。

日本高齢者虐待防止学会 泉州大会に参加してきました

成年後見に携わっていると、経済的な虐待に関わることが多いのですが、大阪で9月初めに開催された日本高齢者虐待防止学会に参加してきました。

去年は松戸でしたので、比較的近かったのですが、今回は泊りがけでした。

 

って、もう一ヶ月以上前のことですね・・・汗

時間が経つのが早い・・・(-_-;)

 

虐待についての学会は、後見制度というよりは、福祉医療関係者、行政などがメインの発表ですので、ふだん関わらないことを知る機会となります。

 

12月には、障害者の虐待防止学会があるので、そちらにも参加したいと考えています。

学生のときに、障害者の施設でボランティアを何年かしていたので、親しみはあるのですが、

普段の後見業務は、高齢者の場合と同じく、悩んで・・悩んで・・なんとか進めています。

本当に、親族や行政や福祉・医療のかたに助けられています。

少しぐちっぽくなってきてしまい申し訳ありません。

 

学会のほうに話を戻すと、日本高齢者虐待防止学会も後見法学会と同じく、

毎年、司法書士も演題発表があるのですが、来年は東京開催ということで、私もお手伝いをすることになりそうです。

がんばらねば。

 

 

夏期休暇のご案内

今年は、猛暑や水害など、以前よりも日本(世界?)の気候が変化していることを実感します。

先週、岡山に帰省しましたが、土砂崩れや道路の陥没など直視して被害のあった地域の広さを垣間見ることになりました。

 

さて、夏季休暇の日程は、8月13日(月)から8月17日(金)までです。

(この期間も、問い合せフォームからのメールには対応しています。)

 

とても、とても暑いので、皆さまお体ご自愛くださいね。

 

髙杉

カーブミラー清掃と防災チェック

青年会議所の事業(3月)で、武蔵野市にあるカーブミラーなどの清掃をしました。

結構高いところにありますよね、上手にしないと洗剤が降りかかってきます(-_-;)

 

新学期が始まる前の今の時期に行っているようです。

カーブミラーに破損がないかなどもチェックして、武蔵野市役所に報告します。

報告が反映されると嬉しいです。

 

カーブミラーのほかに、倒れそうな壁がないか、危ない看板や自動販売機がないかなども確認しました(防災チェック)。

 

 

 

 

はじめて研修講師を務めさせていただきました

なんどか自主セミナーの講師はしたことがあるのですが、
依頼されての講師は初めてでした。

社協経由で、公益的な団体からの依頼でした。

もう一人の司法書士と二人で講師をしたのですが、
私が担当した内容は、「おひとり様の終活・エンディングノートと後見制度」
(もう一人の講師は「遺言と相続」についてご担当いただきました)

後見制度については、
法定後見制度と任意後見制度の違いから説明。

任意後見契約と同時に契約することがある、見守り契約、財産管理等委任契約、死後事務委任契約についても説明しました。

私が実際に後見人になっている案件は、身寄りのない方たちや、
親戚はいるけど関わりがなく頼れる人が身近にいない方です。

今回研修で説明した、任意後見契約や財産管理契約などで救われている人も見てきてるので、こういった契約を司法書士とするのも一つの方法だと思います。
デメリットとしては、
契約内容が細々していて面倒なのと、費用がかかる点です。

しゃべるのは上手ではないので、まじめに講義しました。
ヘルパーの方が主な参加者と思っていたのですが、
一般のかたも予想よりいらしたので、もっと冗談を入れて笑えるところも入れられたら良かったのですが、
いかんせん私のトークでは笑いを挟むことは無理でした。

やはり任意後見契約等の契約は費用がそれなりにかかるので、
そこがネックになる可能性があるとご感想をいただきました。

こういった感想を聞くことができ、私もとても勉強になりました。
普段の相談でも、費用の点が懸念されるかたは多くいらっしゃいます。
当然ではありますが、
最初に費用の説明はしっかりしなければならないと再認識しました。

事務所を移転しました(武蔵野市内)

久しぶりの事務所日誌の更新となってしまいました。

1月は事務所を移転する手続きや作業もしていました。

新しい事務所は武蔵野市西久保3丁目です。

くら寿司や、武蔵野郵便局の近くです。

三鷹駅北口から歩くと10分ちょっとかかるので、駅からは近くはありません。

武蔵野市役所からも10分くらい歩くかもしれません。

 

三鷹通りに面していてバス停は近いです。

最寄りのバス停「保健所前」と「市民文化会館入り口」は歩いて1分か2分。

五日市街道のバス停は、

「武蔵野営業所」と「市民文化会館」です。こちらは歩いて5分かからないくらいじゃないでしょうか。

 

成年後見の仕事で、自転車で武蔵境方面や三鷹方面に行くことも多いので便利になりました。

 

 

もう12月ですか・・・

金曜でまだ11月の月末のような気がしてしまいますが、12月に突入ですね。

今日は仕事を14時に終え、これから青年会議所(JC)のクリスマス会と卒業式の準備&本番です。

 

先日11月26日は武蔵野市の一斉清掃でした。

こちらもJCに入ったおかげて、地域貢献に携わる活動ができるようになりました。

私は三鷹駅北口を担当しましたが、ご近所さんと会ったり、馴染みのお店の親父さんに会えたり、気持ちのいい午前を過ごせました。

 

そんなこんなで、今年も残すところあと30日ほどです。

しっかり動いていきたいと思います。

 

 

退院はうれしいことの一方で・・・

あまり更新ができていません。。。

 

最近、後見の案件が増えてきたからか、病院を回ることが日常になってきました。

病院からの連絡でドキっとするのが、

「そろそろ退院していだだけませんか?」

というもの。

 

緊急の事情も去り、投薬のみで積極的な治療もないとなると、病院の事情もわかります。

 

被後見人の立場になると、成年後見人としてどうすべきか本当に悩みます。

 

自宅か、施設か、他の病院か・・・

スムーズに特養に移れたらいいのですが、それも遠方だったり、将来のことを考えるとやはり悩みます。

 

 

 

膝を痛めました・・

JC(青年会議所)でバスケットボール大会がありました。

体力がなくなってきているのはわかっていたので、体力を温存しつつ楽しみました。

ところが、最後のプレーで他のプレイヤーと重なってしまい、膝を痛めてしまいました。

もう3週間くらい経つのですが、まだ少し痛みます。

 

学生のころサッカーで、やはり膝を痛めたことがあるのですが、同じような感じですね。

 

バスケやサッカーなど対人は接触プレイが多いので、ケガが怖いですね。

注意しないとです。

 

 

日本高齢者虐待防止学会

今日は松戸で開催された日本高齢者虐待防止学会に出席しました。

基調講演は台湾の国会議員の方でした。
台湾で虐待についての統一された窓口、3桁の電話があるそうで、普及しているようです。

セルフネグレクトで自宅がゴミ屋敷になってしまった事例の研究、
虐待により警察に通報の事例の研究など、
内容も様々。

報告者も、
市役所、区役所の方、社協、医師、看護師、大学教授、弁護士、司法書士など様々な立場の方がご講義していただき、勉強になりました。

虐待に関しては、成年後見の業務で関わってきますし、まだまだ勉強しないとなと思いました。

相談は、どこにすればいいといいかわからないという悩みもあるようなのですが、
市役所など市町村役場、緊急性があれば警察に連絡するのがいいと思います。

府中法務局、府中らいおんラーメン、調布の金融機関

今日はまず府中の法務局で相続関連と抵当権関連の登記を提出。
お昼をと思い府中法務局近くのお蕎麦屋さんに行ったのですが、まさかの入院により臨時休業中とのことで、府中駅まで行きました。
駅前に新しいビルが建っていました。
学生のころ府中に住んでいたので懐かしかったです。
らいおんラーメン中盛を久しぶりに食しました。スパイシーな味付けの長めのネギが入っていて美味しかったです!
その後TOHOシネマズでキューレンジャーの前売り券を購入。特典のヘラクレスキュータマのセットは既に売り切れていました。

そして成年後見業務のため調布の金融機関へ。
金融機関での後見手続きですが、同じ銀行でも慣れている支店と、そうでない支店があります。
昨日は2時間くらいかかり、クーラーがよく効いていたので寒かったです。。

16時に事務所に戻り、事務仕事。
18時から四谷の司法書士会館に移動しリーガルサポートの委員会に出席しました。

立川法務局へ

今日は朝一で立川にある登記所へ行って来ました。
思ったよりも雨が強くなく助かりました。

立川、日野、豊田に行く用事も毎月あるので、ついでに?法務局まで登記申請に行くこともあります。
明日はにっちは埼玉の志木市、所沢に出張、夜は立川で司法書士会の委員会です。

新宿の法務局に登記提出

今日は登記の提出に新宿の法務局に行ってきました。
ちょうど次の予定が四ツ谷だったので^_^

郵送で登記を申請するようになってから、なかなか法務局まで行くことは少なくなりました。

新宿の法務局は、JR大久保駅の近くにありますが、今回で3回目くらいです。

毎回驚きますが、大久保駅の周辺は外国人が多いですね〜。
東アジアや中東の人が中心でしょうか。

私はエスニックフードが好きなので、どこかに行ってみたいな〜と思いながら登記所と駅を往復しました。

まだ大久保は韓国料理屋に一回行ったくらいですが、いろんな各国料理屋さんがありそうな雰囲気ですね。

相続登記と費用

相続登記費用には報酬と実費があります

相続登記や、売買による所有権移転登記など、登記を司法書士に依頼すると登記費用がかかります。

その登記費用は、報酬と実費に分けられます。

報酬は、司法書士の報酬です。

実費は、登録免許税、書類取得実費、郵送費、消費税などです。

 

司法書士報酬について

司法書士報酬は現在自由化かれていて、事務所ごとに計算方法は異なります。

大きく分けると2パターンあります。

1つめは、昔ながらの料金体系で、登記は4万円くらいからで、そこから加算していくパターン。

2つめは、パック料金。例えば、相続登記パック9万円などです。

 

パックでも、不動産の評価額や管轄ごとに加算していくものもよくありますので、一概にどちらが安いかというのはわかりません。

相続登記の報酬が6万円くらいで済むということも多々あるので、そうなると従来型の料金体系の方が安いでしょう。

私見ですが、どちらの料金体系でも、そんなに金額は変わらないのではないでしょうか。

相続登記の報酬平均

いままでたくさんの相続登記をしてきました。

独立してからも、勤務時代は複数の事務所でやってきました。

一戸建て住宅の土地建物の相続登記の場合は、だいたい8万円、9万円の報酬が一番多かったように思います。

東京でいうと、多摩地方は評価額が比較的安くなるので、7.8万くらいでしょうか。

 

不動産をいくつかお持ちの方だと、報酬は10万円を超えることになりますが、それでも普通は15万円行かないでしょう。

20万円を超える報酬は不動産をかなりお持ちの方になり、そういった依頼は弁護士や税理士からきます。

 

私の感覚だと、こんな感じです。

やはり、実際はいくらになるのか、お客様は心配になるでしょうね。

司法書士は、しっかりと報酬の根拠を説明する義務がありますので、面談のときに説明があると思います。

 

実費

実費は、どこの司法書士事務所に依頼しても同じになるはずなのざっくり記載します。

一番大きいのは、登録免許税です。

相続登記の場合、不動産の評価額の0.4%が登録免許税の額です。

3000万の不動産の名義変更をする場合は、12万円の登録免許税です。

その他、郵送費や、消費税や、書類の取得実費があります。

 


編集後記

報酬については、聞きづらいという方も多くいらっしゃると思います。

先日も、後見ですが、被後見人の方から後見人報酬について気になっていたとお話がありました。

(後見報酬については、就任前にご案内しています)

後見に限らず、相続登記でも同じように、報酬については聞くのがためらわれることもあるでしょう。

面談では聞きずらい場合、メール相談などで聞いてみるのも手です。

報酬の概算を出すために、色々な情報が必要になるので、何回かメールのやり取りをする必要があるかもしれませんが、ご了承いただければと思います。

 

会社の登記と相続 ~相続による役員変更登記は忘れがちです~

相続は会社の登記とも関係があります

相続の登記というと、不動産の名義変更が思い浮かびます。

ところで、相続は会社の登記にも関係してきます。

役員変更登記です。

取締役や、監査役などの役員が死亡した場合、役員変更登記をする必要があります。

 

相続と役員変更登記

意外とこの死亡による役員変更の登記は忘れがちです。

死亡により役員が減り、不足する場合は、新たに役員を選任する必要が出てくることもあります。

登記しないで放置しておくと過料が発生するので注意です。

この点、不動産の相続登記は放置していても、過料は発生しません。

 

 

日本成年後見法学会の学術大会に参加

今日は日本成年後見法学会の学術大会と総会がありました。

普段の実務では、目の前の課題に対処することを考えますが、
このような場では、そもそも成年後見制度の抱える問題点、変えるならどういう風に変えたらいいだろうと、これからの日本をじっくり考える時間となります。

学者、専門家、一般の方、内閣府の方が発表し、色々な視点からの考察が勉強になりました。

私自身の執務態度はどうだろうかと、自己を批判的に見つめなおす機会にもしたいです。

5月29日から法定相続情報の運用開始

来週、平成29年5月29日から法定相続情報の運用が始まります。

法務省のホームページでも紹介されていますので、検索してみてください。

 

法定相続情報証明制度とは

法定相続情報の制度で交付される法定相続情報一覧図が、相続登記や、預金払い戻し手続きなどの相続手続きに利用することができます。

ただし、運用からしばらくは、金融機関でも対応がまちまちになるのではないかと危惧しております。

メリットは?

戸籍を取得する費用が安くなることが期待されます。

亡くなったかたの出生から死亡までの戸籍、相続人の戸籍を集めると5通から10通くらいになることが多いです。

もっと多くなる場合もあります。

戸籍は1通450円、除籍は1通750円かかるので、一式集めると5千円以上はかかることもしばしばです。

これを、相続登記用、相続税用、金融機関の預貯金や株式の解約用など何セットもとると戸籍の取得実費だけで2万円以上くらいかかることもありましたが、これが1セットだけ集めればよいとなると、費用は抑えられます。

 

あと、相続手続きをする金融機関の審査は手間が減るので、手続きのスピードが速くなるかもしれません。

 


法定相続情報の取得についてのページを作成しました。

法定相続情報について

 

 

月初で、ほっと一息もつかの間

吉祥寺は今日もザァっと一雨きました。

月末を乗り越え、月初は少しほっとするかと思いきや、案外予定が詰まっています。

通常モードなのですが、今週はゴールデンウィーク。

なんとなくソワソワ。(特に予定はないのですが、、半分仕事で半分は家族で公園へ)

今日、明日でやっておきたい仕事と、連休明けに先延ばしせざるをえない仕事を予定帳に振り分けます。

そんなこんなで今日は残業です。

 

 

支部総会

今日は東京司法書士会武蔵野支部の支部総会でした。

(武蔵野支部は、三鷹市と武蔵野市の司法書士で構成されています)

例年、吉祥寺のホテルで開催されています。

(お料理美味しかったです(^^))

 

29年度は、市役所での無料相談の回数がさらに増えるようです。

今後も相談事業をはじめとして、市民や地域社会に貢献できる専門家集団となるために、

個々の司法書士が研鑽を積んでいく必要があります。

私も、おごらずに、専門知識およびコミュニケーションの力を磨いていきたいと思います。

 

今日は所沢の法務局へ

今日は不動産売買の案件で、所沢の金融機関に行き、登記を申請しに、所沢の航空公園駅にある法務局に行ってきました。

日差しが強く、歩いていると沢山汗が出てきました。

4月でこの暑さ・・

暑がりなんですよね(^^;)

 

スポーツしているときの汗は気持ちいいものですが、スーツに汗だくはなぁ、

この先が思いやられます。

夫婦間で自宅を贈与する場合の税金【配偶者控除】

夫婦間での自宅の贈与登記の依頼がときどきあります。

結婚して20年以上経った夫婦の自宅贈与に税金が2000万円控除される制度を利用します。

「夫婦の間で居住用の不動産を贈与したときの配偶者控除」で検索すると国税庁のホームページが出てくるので参考にどうぞ。

 

この制度を利用すれば、基礎控除と合わせて2110万円分の不動産贈与に贈与税がかかりません。

2000万円贈与したら通常700万円くらい贈与税がかかることを考えるとお得ですよね。

(計算結果は概算です。)

 

しかし・・・

必ずお得かというと、そういう話でもありません。

 

この制度を利用して自宅の贈与をしても、不動産取得税や、登記の登録免許税はかかります。

司法書士に依頼すると司法書士報酬もかかります。

すると100万円はかからないにしても、けっこうな金額になります。

 

相続税がかからないのであれば、配偶者の相続まで待ったほうが、費用は安く済むことも多いでしょう。

 

 

メリットは?

それでは、夫婦間の自宅贈与をするメリットはなんでしょう?

ひとつは、

相続の前に名義を変えてしまえることです。

将来の相続で問題が起こりそうなときなど、生前に贈与しておけば、相続財産とならないということがメリットとなります。

認知症になると売却など簡単にできなくなるので、認知症になる前に名義を奥様に変更しておくとか。しかし、贈与されたほうが認知症になる可能性もありますが。。。

二つ目は、

相続税が発生することが明白な場合に、相続財産を減らしておくこともメリットでしょう。

 

いまの正解と、将来の正解が違う

相続対策にしても、節税にしても、今最善だと思って対策しても、5年後経ってみると、状況が変わっていることもよくあります。

その都度考えていければいいのでしょうか、それも難しいかもしれません。

まずは一度しっかりシュミレーションして考えてみるといいですね。

 

 

 

 

 

事業承継の相談先は複数の専門家にしたほうほうがいいかどうか

会社を承継する手続きは、ややこしいものです。

誰に継がせるか、子供が継ぐのか、従業員が継ぐのか。
会社の全部を渡すのか、それとも会社分割などで一部を渡すのか。
どうやって株を譲渡していくのか。売買なのか、贈与なのか。
株価をどうやって下げるのか。
いつ実行するのか、生前なのか遺言を使い死後にするのか。

事業承継の入口だけでも、いろんな論点があります。

そして相談先によって、やり方も全然違ってきます。
複数の司法書士に相談しても、いろんな答えが返ってくると思います。
税理士、会計士、弁護士に相談しても、それぞれ違う答えが返ってくるでしょう。
事業承継という言葉が独り歩きしていますが、それぞれの専門家がそれぞれ得意なスキームに偏っているからです。

司法書士、税理士、弁護士みんな横の繋がりはありますし、ケースによって誰がイニシアチブを取った方がいいか決まってくることもあります。
破産と会社分割を組み合わせるとかだと、はじめから弁護士に入ってもらいます。

絶対コレといった正解もありません。
いま正しいと思った選択をしても、5年後も、正解とはかぎりません。

信頼できる専門家がいるのであれば、その方と二人三脚で進めたほうがいいでしょう。

いろんなかたに相談するのも手です。その場合、どれが正しいかわからなくて、決めきれなくなる可能性があります。

会社の規模にも寄りますが、いろんな検討した上で、キチンと話を聞いてくれる人に依頼するのがいいじゃないでしょうか。

3月末

年度末ということもあり、今週は3つの不動産売買決済。
今月4人目の成年後見人就任の審判が確定したので色々と調整等動きます。
後見はまだまだ勉強しながら実務という感じです。
4月は第1週目からしっかり予定を立てて動きます。

法定相続情報証明制度

法定相続の証明書を発行するという話がありましたが、5月下旬から始まるようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000030-jij-pol

発行手数料は無料とありますが、無料で何枚でも発行してもらえるのでしょうか。
いやぁ、法務局の職員も増員しないと対応が大変かと思います。

まずは相続登記で使えるらしいです。
ということは、しばらくは
一回法務局でこの証明書を発行してもらい登記用に取っておき、返してもらった戸籍(原本還付できるんでしょう?)で、銀行などの相続手続きを進めるという感じかな。

不動産の名義変更以外に使えるようになれば相続手続きをする機関や会社は楽になりそうです。
相続人は一回は戸籍をすべてとらないといけないですが、その後に何回も戸籍を取る必要はなくなるといいですね。

この法定相続情報証明制度の普及で、戸籍を読む頻度も少し減るのかなと思いました。

相続した不動産を探す

相続登記の依頼で、相続した不動産の名義変更を依頼されます。

その相続した物件を、相続人が把握していないことが、よくあります。
自宅の敷地がいくつかあったり、私道部分があったり、土地を買ったのがもう50年前だったとかで、相続人もよく知らないのも当然です。

なので、相続登記をご依頼いただいたとき、「名寄せ」も取得します。(依頼者に取っていただくこともあります)
名寄せには、その市町村の所有不動産が記載されているからです。しかし、固定資産税が非課税である私道部分は載っていないことも。。。

私はできるだけのことはやりたいので、念のため、公図を取得し、周辺の土地の登記名義を調べることもします。

そうやって、なるべくどうなんでしょ相続登記に漏れがないようにしているんですね。
でも、ここまでやってる司法書士はそんなに、多くないような気がします。

初彼岸

先週のお彼岸は、父の初彼岸でした。

実家のある岡山へ。
そしてレンタカーを借りて、お墓参りに行ってきました。

まだ父の死を信じられない気持ちですが、相続登記などのご依頼にいらっしゃるかたたちが、どんな気持ちなのか少しでも慮れるようになってたらいいなと思います。

広島の妹家族や、岡山の妹家族とも会い、京都の伯母や、いとこにも会えました。

今回は、2人の子連れでした。
無事、お墓参りが出来、妻に感謝です。

武蔵野市健康マラソン

武蔵野市健康マラソンに参加しました。

去年と今年の比較

去年
タイム
30分40秒くらいと記憶(・・;)

ペース
周りの人について行って前半飛ばして後半失速

所感
4分の1くらい走ったところで早くもリタイアしたくなり、完走することを目標になんとか走りきりました。
膝痛を心配していましたが、ゼエハアで心肺機能のほうが辛かったです。

今年
タイム
30分20秒くらい

ペース
前半マイペースで抑えぎみ、後半ペースをあげました

所感
後半に力を温存する予定で、マイペースで走りました。
右膝痛くなり、お腹も冷えたのか気持ち悪くなりました。。
後半は10人くらい抜けたのですが、かなりキツかったです。

1日経って両足筋肉痛です。普段走ってもこごで痛くならないので、普段のトレーニングはぜんぜん追い込めてないんでしょうね〜。

立川の裁判所

立川の裁判所に行くことが時々あります。
私の場合は成年後見関係や、相続関連で遺言書の検認手続や特別代理人選任手続が多いです。

私が後見の案件で関わっているのは武蔵野市と三鷹市がほとんどで、
武蔵野市と三鷹市を管轄するのが、東京家庭裁判所立川支部なのです。
先日も行き、その際、駅か裁判所か写真をとろうと思っていましたが、すっかり忘れました。。

あとモノレール高松駅からはイケア?も近いようなのですが、まだ行ったことはありません。
子供の勉強机がいる時期になったら行ってみたいです。

トヨタ 私たちの心構え を知って感動

先週、トヨタ自動車出身のかたのセミナーに参加しました。

そこで教えてもらったのが、私たちの心構えというトヨタの行動規範です

具体的にいうと次の10項目です。

お客様第一

チャレンジ

改善

現地現物

質実剛健

チームワーク

当事者意識

謙虚・感謝

正直

愛社精神

 

一つ一つトヨタらしいですし、追求してそうです。

私も手帳に書きました(^^)

どれも一見すると当たり前のことのようですが、

徹底するとなると、とても深いですよね。

 

後見業務の流れや作業手順を改善しようと思い立ちました。

A4にシンプルにまとめたいと思います。

相続手続きって大変ですね・・・

親の相続手続きを進めています。
あいさつ回りに入ったり、金融機関に行ったり、役所で書類をとったり、車を売ったり。
相続登記も金融機関の手続きもスタートしたばかりです。

仕事で相続の事務作業をするときは、特別大変とは思わなかったのですが、それは仕事だからなのかもしれません。

プライベートのほうは、やらずに置いておくとすぐに時間が経ってしまいます。
というか、進めるのがおっくうになってきました(^^;)

大変とは、お客様や友人から聞いていたのですが、本当に大変ですね。

お客様の大変さも今まで以上に分かるようになったと思います。

司法書士会の研修

司法書士は研修がとても多いです。
各支部が年に3回から4回、研修を開催しているので、毎週のように東京のどこかで研修会が開催されています。
受講はいまのところ義務ではありませんが、十何時間は受講しましょうという努力目標みたいなものがあります。
今後、十何時間受講が義務になるかもしれません。
面白そうなテーマが多いので私は年に30時間以上は受けます。

所属支部の開催だと、だいたい無料で受講できます。
所属してない支部の研修でも、ほとんど1000円で受講できるので、お得です。
支部の主催の他、東京司法書士会が主催するものや、リーガルサポートが主催するものや、三多摩支会が主催するものや、その他にも色々とあります。

テーマはやはり司法書士の業務に関連するものです。
去年だと、会社法改正、関連や、マイナンバーが人気でした。
今後はは民法改正もたくさんありそうですね。

定番の不動産登記関連、相続関連、商業登記関連、税金関連、成年後見制度周辺の研修も含めて、毎年どんな研修を開催するか、各支部は頭を悩ませます。

先月は農地関連の研修に参加しました。
今週は簡易裁判所代理関係の研修に参加することにしています。
来月頭は、成年後見と虐待に関連する研修に申し込んでいます。
実務知識を研鑽することは当たり前なので、ブログで研修受けました〜と書くのも如何なものかですけどね(^_^;)

マナー講座を受講

昨日は、東京司法書士会武蔵野支部の研修でした。

テーマは、第1印象アップとマナーの講座。
普段は司法書士業務に関連する研修が多いので、とても珍しいテーマです。

これから気をつけようと思ったこと、1つだけ挙げると、
挨拶の最初と、最後も目を見ることです。
コンビニなどの会計時にも意識してみたいと思います。

マナーも普段なあなあになってしまっているかも?
不快にさせない接客態度を心がけたいと思います。

会社の解散や清算の案件の増加

設立より解散・清算が多くなった理由

事務所を開業した当初は、圧倒的に設立業務が多かったのですが、昨年は会社の設立よりも、解散登記業務のほうが多くなりました。

なぜでしょう?

おそらく私が個人的に年配のかたとの付き合いが増えたからなんだろうと思います。

設立のご依頼は30歳代のからから、解散のご依頼は60歳代のかたからが多いようです。

地域別には、武蔵野市三鷹市以外からも多く、埼玉県や神奈川県の会社からの依頼もあります。

 

解散といっても様々なパターンがある

ひとくちに解散といっても、いろんなパターンがあります。

税理士から依頼がくるケースは、会社代表者が代表清算人となり、税理士主導で清算結了まで終わるスムーズな場合が多いです。

だいたい解散から清算結了まで半年かかりません。

弁護士からの依頼の場合は、負債が多く、比較的大きな業務を営んでいて、債権者との交渉があったり、手続きも複雑になることがあります。

 

会社の解散方法がイメージできる本

おすすめの本で、会社をどうやって整理して、やめるかが書かれた本があります。

会社をたたむ上で、どういった問題があり、どう処理していくのかということがけっこう分かりやすく書いてあります。

 

この本は結局、弁護士に頼みましょうといった感じもありますし、私も弁護士を紹介することになることも多いのですが、弁護士費用がいくらくらいになるのか気になりました。

私がお手伝いできるとすれば、登記の部分と、それに付随した法的手続きアドバイスになります。

 

最近は会社分割にも力を入れているので、分社のスキームを活かした会社再生の提案もできればと考えています。分社・会社分割は今は東芝のニュースで話題ですね。

30日のお仕事

今日は午前中に武蔵村山で不動産登記の面談、午後は立川の法務相に移動でした。

明日は武蔵野市、三鷹市で成年後見人業務を中心に仕事します。

事務所を空けることも多いので、お問い合わせはホームページから頂けるとスムーズです。
お問い合わせいただいた当日にはだいたいご連絡できると思います。

いいイメージと一緒に計画する

ジョギングを週に3日行うという計画を立てたのですが、すぐ挫折してしまいました。

計画の立て方が違うのかな?
全然本気度がないんですよね。。

計画の先に、明るい未来をイメージできるようなものを取り入れてみたいです。

ぽっこりおなかがスッキリするとかいいことを沢山イメージして、3月の6キロ走を利用して走る習慣をつけたいですね〜(^^)

司法書士受験の相談もどうぞ

図書館では大学受験や高校受験の学生がたくさんいますね。

司法書士の受験生は、年が明けて答練も始まり、いよいよここから気合が入るところでしょうか。

私は合格するまで、実務の現場も知らないまま勉強していました。
司法書士と会うのは、予備校の講演会くらいでした。

もし、いま受験生をしている人で何かの相談があれば、このホームページの問い合わせから相談して下さい。もちろん無料です(笑)
できるのはメールのやりとりくらいかな。
相談といっても、いまの試験問題のことはわからないので、雑談程度になるでしょう。
がんばって下さいとしか言えないかも。。(・・;)

それでもよろしければ。

府中の法務局(登記所)

武蔵野市、三鷹市の登記を管轄する法務局は府中にあります。

東京法務局府中支局

私は吉祥寺の事務所から、武蔵小金井まで中央線で行き、武蔵小金井から府中行きのバスで法務局まで行っています。

今は郵送でも申請を受け付けているので、あまり行かなくても良くなりました。

武蔵小金井では、サイゼリヤやイトーヨーカドーに寄ることもあります。
最近は行かなくなりましたが赤ちゃん本舗はここが1番近いようです。

色々な人生

今日は後見の勉強会に出席。
いくつか勉強会に出席しているのですが、様々な事例ひ触れることができて勉強になります。
ベテランでも迷う事例も多い。
といいますか、正解がないことも多い仕事です。

悩んでいることがある人は、市役所や、社会福祉協議会に相談して下さい。
司法書士も、僕のように暇な人は(笑)、相談に乗ります。
法律論ではなくね。

もちろん法律は守ることが前提ですが、建前論ではいかないことが多いなあと痛感しています。
まずは、お話しをきくこと。
解決は出来ないかもしれないけど、何かの手がかりにはなるし、私も何かお手伝いできるかもしれません。

相続登記に必要な住民票の除票又は戸籍の附票の保存期間は5年なので短いです

同一性を証する書面ってなに?

相続登記には、

登記簿上の所有者が同一であることを証明するために、同一性を証する書面が添付書類に含まれています。

具体的には、住民票の除票や、戸籍の附票がこれに当たります。

登記簿上の所有者の住所と、亡くなったかたの住所が一致すれは同じ人と特定されるということですね~。

 

しかし、住民票の除票は、亡くなってから5年間しか発行されませんし、戸籍の附票も発行されなくなっている場合も多いのです。

(戸籍の附票については、戸籍の様式が変わってから5年間とか、除籍謄本になってから5年です。)

 

この除票や、附票が発行されないということが多く、少し面倒になります。

 

住民票除票や戸籍附票が発行されないときどうするの?

保存期間の経過で発行されないときは、代わりに権利証を提出したり、

相続人の上申書を提出したり、不在籍・不在住証明や、保存期間経過のため発行できない証明書を提出したり様々です。

法務局によっても代替書類が変わるらしいので、法務局に問合せすることもあります。

 

上申書は相続人全員に実印で押印なので、すでに遺産分割協議書が終わって時間がたっていると、気後れしたりするんですよね。

ということで少し?面倒になりますが、司法書士に依頼すればスムーズに進めてくれますのでご安心を。

 

保存期間の伸長が望まれます

戸籍は保存期間が伸びたのですが、この住民票の除票や戸籍の附票については、延長されませんでした。

実務的にはとっても残念。。。

一般のかたも、司法書士も、法務局も助かるので、ぜひ保存期間延長してほしいところです。

 

 

 

相続登記完了までどのくらいかかりますか?とよく質問があります。

相続登記ご依頼の相談で、どのくらいで登記は終わりますか?というものがあります。

必要書類が揃ってから、大体10日から2週間程ですとお答えします。

登記申請書を法務局に提出してから、登記完了予定日は法務局のホームページで調べることができます。

『登記完了予定日』で検索してみて下さい。

必要書類がそろってから2週間ほどと先ほど記載しました。

では必要書類がそろうまで、どれくらいかかるでしょう?

これは一概には答えることができません。

お客様によって必要書類がほぼそろっているかたであれば1日でそろいます。

しかし、戸籍を取ったり、遺産分割協議書を作ったり、協議書に署名押印する相続人が多かったりすると、揃うまでに時間がかかることもよくあることです。

お問合せはお気軽にどうぞ。

喪中に厄除けで神社に行っていいの?

今年は喪中なので、初詣には行きませんでした。

お寺さんによっても違うのでしょうが、しばらくは神社には行ってはいけないらしいです。

 

妻が厄年なのですが、四十九日終わったから行ってもいいのか尋ねられました。

私はどうなんじゃろう?と少し否定的な気持ちでしたが、

父は細かいことをヤイノヤイノ言う性格ではなかったし、きっといいよって言うような気がしたので厄除けに行くことにしました。

普段、お寺さんや親せきにも筋を通しておけば、ほとんど気楽でいいでしょう。

 

仕事も気楽にしたいところですが、

司法書士のお仕事はとっても細かいし、気を遣うことが多いです(^^;)

 

今年の抱負

当事務所は今日4日仕事始めでした。

早速、東京法務局府中支局に登記申請に行きましたが、やはり少し静かな感じでしたね。(^^)

 

<今年の抱負 司法書士編>

さて、今年も研鑽して、お客様に満足していただけるリーガルサービスを追求したいと思います。

不動産登記は引き続き相続登記と贈与登記を専門的に行っております。

商業登記も役員変更登記、本店移転登記、解散・清算登記のご依頼が多いですが、

今年は分社(会社分割)を中心に株式管理や事業承継のご縁があるので深堀りしていければと思います。

成年後見は被後見人の利益をいかに守るか、家族などの利害関係者との調整など勉強しつつ体当たりで頑張りたいと思います。

 

事務所の傾向としては、

不動産登記は武蔵野市、三鷹市のかたの依頼を中心として東京都全域。(相続登記は東京在住で実家が地方の依頼者も多いです)

 

商業登記は東京都全域を中心として、埼玉、神奈川もあります。

これは依頼が弁護士と税理士からくることが多いからでしょう。

 

成年後見は武蔵野市・三鷹市の案件が中心です。

 

不動産登記、商業登記・会社法務と成年後見は互いに関係しており、

派生して遺言や遺産整理に繋がります。

弁護士、税理士、公認会計士、不動産鑑定士、行政書士、土地家屋調査士や不動産会社などの専門家と連携すると共に、

同業の司法書士とも東京司法書士会や司法書士会武蔵野支部での繋がりを生かして(司法書士の中にも専門があります)、

ご紹介するなど、依頼者のためにできることを精いっぱいやっていければと思います。

 

<今年の抱負 プライベート>

家族の健康と、親戚や友人との繋がりを大切にしたいということでしょうか。

当たり前の話で毎年のことですけど。。。(^^;)

父の初盆と一周忌、祖父母の23回忌をしっかり執り行います。

昼夜、土日も関係なく業務しているのですが、妻や子供との時間も大切に・・・ってこれも当たり前ですね(^^;)

フルマラソン挑戦

去年は申し込んだ2つのマラソンは抽選で落選しましたが、今年はどうでしょう。

どうしても体作りは後回しになってしまうのですが、ジョギングなど毎週やっていきたいですね~。

 

 

年末年始の営業日とお正月の相談業務

年末年始の営業日

年末は、

2016年12月28日(水曜)が最終の営業日です。

 

年始は1月4日(水曜)から執務開始しておりますが、

相談業務は、予約があれば1月1日の午後、1月2日の午前・午後も可能です。

受付は12月31日まで、このホームページのお問い合せページからお申込みください。

事務所電話は29日から1月3日まで通じません。

相談料は無料です。

 


編集後記

今年の営業日も残り少なくなってきました。

やることを詰め込みましたが、やりきって気持ちよく年末年始を過ごしたいものです。

といっても、

お正月休みも仕事のことで頭がいっぱいだと思うのですが。。(^^;)

 

本年も大変お世話になりました。

皆様もよいお年をお迎えください。

 

 

兄弟姉妹が相続人になる場合は遺言等の準備をしたほうがいい理由

配偶者がいれば、配偶者は必ず相続人になりますが、兄弟姉妹が相続人になる場合は限られています。

亡くなったかたに、子供も親・祖父母などの直系の親族(尊属)がいない場合に、兄弟姉妹が相続人になります。

 

兄弟姉妹が相続人になる場合には、遺言等生前の相続対策を準備しておいたほうがいいのですが、

その理由は付き合いが浅く疎遠な場合が多いことが挙げられます。

特に、甥姪が相続人になるとさらに揉めることがあります。

揉めなくても、相続手続きにいくつも書類に署名押印してもらったり、印鑑証明書を出してもらったりと依頼するのも大変です。

 

わかりやすいように、夫がなくなった妻の立場で考えてみましょう。

■夫の兄弟姉妹が相続人となる

夫が亡くなった場合、配偶者である妻が相続人になります。

そして、子がいれば子供が相続人となります。

しかり子もなく、夫の親など尊属もなくなっている場合、

夫の兄弟姉妹が相続人となります。

もし夫の兄弟姉妹が亡くなっていた場合、甥姪が相続人となります。

 

 

夫名義でローンを組んで購入したマイホームの名義を奥様名義にしたい場合。

他の相続人である兄弟姉妹にも遺産分割協議に参加してもらう必要があります。

相続人としての権利は兄弟姉妹にもあるので、もめるケースが多々あります。

夫の兄弟姉妹とも仲良くやっていたとしても、相続手続きで署名をもらったり、実印を押してもらうのも心理的に負担でしょう。

 

遺言書を用意しておく

遺言書を用意しておけば、夫の兄弟姉妹に相続手続きの手間をかけずに済むことも可能です。

遺言書を作ってなかったので、夫婦でやっていた事業を存続できなくなったり、家に住むことができなくなったりすることもあります。

 

そして、できれば公正証書で作成してください。

 

遺言は公正証書で作成したほうがいい理由

1.遺言の形式を整え、無効となるのを防ぐ

2.紛失の危険がない

3.検認手続きをしないでいい

 

1について、

遺言は形式が決まっています。もし、遺言の体裁を整えていなかったら遺言として無効になることもあります。

 

2について、

自筆証書遺言は紛失の危険もありますが、

公正証書遺言であれば、公証役場に保管されますし、相続人による検索サービスも利用できます。

 

3について、

自筆証書遺言は検認という手続きを家庭裁判所で行う必要があります。

その手続きに、相続人は裁判所によばれるので、夫の兄弟姉妹が相続人の場合は、兄弟姉妹にも裁判所から通知が行きます。

検認手続きに参加しなくても、手続きは進むのですが、裁判所から通知が行くとなるとやはり面倒をおかけすることになるのではないでしょうか。

 

 


編集後記

遺言書は全員が書いておくべきだとは思いません。

ですが、

残された大切な相続人が、つらい思いをすることを防げるのであれば、作っておくべきでしょう。

 

 

 

 

<おすすめ>遺産分割の調停に参考になる本

ご紹介する下記書籍「実践調停 遺産分割事件 -物語から読み解く調停進行と実務」は、

遺産分割調停の全体像が分かりとても参考になります(^^)

 

 

小説形式で書かれているので、法律実務書ですが眠くなりませんし、面白く読むことができました。

一般のかたにもおすすめです。

 

一般のかたといっても、実際は税理士、司法書士、行政書士に頼む人や、紛争がなくご自身で作られるかたは不要でしょう。

紛争があって弁護士に依頼しないかたが対象でしょうか。

相談会などに出席していると、弁護士に依頼しないで、ご自身で調停手続きやられているかたもけっこういらっしゃるようです。

そういう方には調停の流れが分かりますし、とてもいい本ではないかと思います。

 

実務家にとっても、「家庭裁判所における遺産分割・遺留分の実務」で有名な片岡武先生の新刊本なので、参考になるでしょう。

 

 

 

父の通夜、葬儀と四十九日

11月に父が亡くなり更新ができていませんでした。

通夜と葬儀、そして四十九日法要を終えひと段落です。

喪主として動く中、

人とのご縁について、大変に考えさせられる2カ月弱だったと思います。

 

普段、相続による土地建物の名義変更の依頼を受けますが、

所有権移転の登記が主な仕事であり、依頼者との面談でも被相続人に関する通夜や葬儀の話題はほとんどありませんでした。

 

成年後見人としても、まだ被後見人の死亡に立ち会ったことがなく、初めて体験することが多かったです。

親族に助けていただきながら無事執り行うことができました。

 

感謝です。

 

 

 

 

相続人がいないときの手続き

人が死亡すると相続が開始しますが、相続人がいない場合、相続財産はどうなるのでしょうか。

死亡したかたの財産関係について、何らかの利害関係があった人はどうすればいいのでしょうか。

 

最近はひとり暮らしのかたも増えて、おひとりで亡くなるケースも増えているのではないでしょうか。

後見実務や、相続財産管理人、不在者財産管理人経験者のお話を聞くと、これからは相続人がいない・わからないケースはどんどん増えていくのかなと思います。

 

民法は、相続人がいない場合、相続財産が帰属主体を明らかにするため相続財産を法人とみなします。そして、相続財産管理人を選任し、相続財産の管理をし、清算していきます。

相続人も探しますが、もし相続人がいない場合、相続財産は特別縁故者に分与されます。

そして、残った財産は国庫に引き継がれることになります。

 

例えば、一人暮らしのかたが亡くなると、いろいろと問題がでることも。

アパートやマンションの場合、異臭が出たり、建物に損害がでることや、発見されるのが大きく遅れると、警察でも誰が亡くなったか特定できないこともあります。

そういった場合は、不在者財産管理人を選任し、7年後失踪宣告をして、本人死亡とみなすまで財産を管理することもあります。

 

1人暮らしのかたは、近所のかたと関係をもち、地域のネットワークを築いたりするといいのかなと思います。

また役所(社協含む)専門家や、郵便局や、会社が見守りサービスを実施していたりするので、利用するのも一つの手です。

 

老後に関して、私がお手伝いできることは、遺言、任意後見や見守り契約など、ホームロイヤーとして寄り添っていくことでしょうか。

そこに心の通い合いが必要なので、人と人との相性の問題はあると思います。