「法定相続情報証明制度」(仮称)とは?

法務省は、来年度から「法定相続情報証明制度」という制度を新設すると発表したそうです。

 

相続登記や、銀行の相続手続き、相続税、保険、など相続手続きをするために、

亡くなった方の出生から死亡までの戸籍と、相続人の戸籍をとる必要があります。

 

場合によっては、数通ずつ、戸籍をとるので、取得費用もけっこうかかっていました。

それが、法定相続情報証明制度が創設されると、戸籍は1セット取得し、法定相続の証明書を手に入れれば大概の相続手続きは新しい証明書を使えば済むことになるでしょう。

 

法定相続情報証明制度(仮称)

まだ名称、内容や運用がどうなるかわかりませんが、報道された内容では、

法務局に戸籍一式を提出すれば、「法定相続の証明書(正式名称はまだわかりません)」を作成してもらえるようです。

この証明書1枚あれば、誰が相続人が判明することになります。

 

結局、最初に法定相続の証明書を作成してもらうときに、戸籍が必要となりますが、今までのように登記用、銀行用、納税用と何通も取得する必要はなくなりますよね。

法定相続の証明書を数通とっておけば、後の手続きに使えます。

相続人からすると、1回は戸籍を取得する必要があるので、その手間は変わりませんが、1セットの取得で良くなれば、かかる費用が減るのでメリットですね。

 

戸籍を取得する司法書士などの専門家は、手数料収入が減るかもしれませんが・・・(^^;)

 

窓口は法務局?

報道では法定相続の証明書は法務局で交付してもらえるとあります。

法務局といえば、毎日のように司法書士は通っていますから(最近は郵送やオンラインで少なくなりましたけど・・)、

相続はまず司法書士に相談していただければと思います。(少し宣伝・・・)

 

相続手続きに関連する人たちは楽になる

相続人を把握するのに、今までは、戸籍一式を読み込まなければなりませんでした。

相続登記をするときに、司法書士や法務局が、相続税申告では税理士や税務署が、銀行手続きでは銀行の方が、同じ戸籍一式を読み込んで、相続人を確認していたのです。

それがこの法定相続の証明書があれば、公の証明があるのですから、あらためて戸籍を読み込む必要がなくなります。

相続人が何十人とか多い場合など、かなり助かるのではないでしょうか。

 

いつから?

来年度とありますが、4月から運用が開始されるのでしょうか。

まだ詳細は分かりませんが、情報が入りましたらブログにもアップします。

 

 

 


編集後記

商業登記も法や規則の改正が色々とありましたが、相続でも手続きに変化がありそうですね。

変化の時代を感じます。