日本高齢者虐待防止学会 泉州大会に参加してきました

成年後見に携わっていると、経済的な虐待に関わることが多いのですが、大阪で9月初めに開催された日本高齢者虐待防止学会に参加してきました。

去年は松戸でしたので、比較的近かったのですが、今回は泊りがけでした。

 

って、もう一ヶ月以上前のことですね・・・汗

時間が経つのが早い・・・(-_-;)

 

虐待についての学会は、後見制度というよりは、福祉医療関係者、行政などがメインの発表ですので、ふだん関わらないことを知る機会となります。

 

12月には、障害者の虐待防止学会があるので、そちらにも参加したいと考えています。

学生のときに、障害者の施設でボランティアを何年かしていたので、親しみはあるのですが、

普段の後見業務は、高齢者の場合と同じく、悩んで・・悩んで・・なんとか進めています。

本当に、親族や行政や福祉・医療のかたに助けられています。

少しぐちっぽくなってきてしまい申し訳ありません。

 

学会のほうに話を戻すと、日本高齢者虐待防止学会も後見法学会と同じく、

毎年、司法書士も演題発表があるのですが、来年は東京開催ということで、私もお手伝いをすることになりそうです。

がんばらねば。

 

 

はじめて研修講師を務めさせていただきました

なんどか自主セミナーの講師はしたことがあるのですが、
依頼されての講師は初めてでした。

社協経由で、公益的な団体からの依頼でした。

もう一人の司法書士と二人で講師をしたのですが、
私が担当した内容は、「おひとり様の終活・エンディングノートと後見制度」
(もう一人の講師は「遺言と相続」についてご担当いただきました)

後見制度については、
法定後見制度と任意後見制度の違いから説明。

任意後見契約と同時に契約することがある、見守り契約、財産管理等委任契約、死後事務委任契約についても説明しました。

私が実際に後見人になっている案件は、身寄りのない方たちや、
親戚はいるけど関わりがなく頼れる人が身近にいない方です。

今回研修で説明した、任意後見契約や財産管理契約などで救われている人も見てきてるので、こういった契約を司法書士とするのも一つの方法だと思います。
デメリットとしては、
契約内容が細々していて面倒なのと、費用がかかる点です。

しゃべるのは上手ではないので、まじめに講義しました。
ヘルパーの方が主な参加者と思っていたのですが、
一般のかたも予想よりいらしたので、もっと冗談を入れて笑えるところも入れられたら良かったのですが、
いかんせん私のトークでは笑いを挟むことは無理でした。

やはり任意後見契約等の契約は費用がそれなりにかかるので、
そこがネックになる可能性があるとご感想をいただきました。

こういった感想を聞くことができ、私もとても勉強になりました。
普段の相談でも、費用の点が懸念されるかたは多くいらっしゃいます。
当然ではありますが、
最初に費用の説明はしっかりしなければならないと再認識しました。

退院はうれしいことの一方で・・・

あまり更新ができていません。。。

 

最近、後見の案件が増えてきたからか、病院を回ることが日常になってきました。

病院からの連絡でドキっとするのが、

「そろそろ退院していだだけませんか?」

というもの。

 

緊急の事情も去り、投薬のみで積極的な治療もないとなると、病院の事情もわかります。

 

被後見人の立場になると、成年後見人としてどうすべきか本当に悩みます。

 

自宅か、施設か、他の病院か・・・

スムーズに特養に移れたらいいのですが、それも遠方だったり、将来のことを考えるとやはり悩みます。

 

 

 

日本高齢者虐待防止学会

今日は松戸で開催された日本高齢者虐待防止学会に出席しました。

基調講演は台湾の国会議員の方でした。
台湾で虐待についての統一された窓口、3桁の電話があるそうで、普及しているようです。

セルフネグレクトで自宅がゴミ屋敷になってしまった事例の研究、
虐待により警察に通報の事例の研究など、
内容も様々。

報告者も、
市役所、区役所の方、社協、医師、看護師、大学教授、弁護士、司法書士など様々な立場の方がご講義していただき、勉強になりました。

虐待に関しては、成年後見の業務で関わってきますし、まだまだ勉強しないとなと思いました。

相談は、どこにすればいいといいかわからないという悩みもあるようなのですが、
市役所など市町村役場、緊急性があれば警察に連絡するのがいいと思います。

日本成年後見法学会の学術大会に参加

今日は日本成年後見法学会の学術大会と総会がありました。

普段の実務では、目の前の課題に対処することを考えますが、
このような場では、そもそも成年後見制度の抱える問題点、変えるならどういう風に変えたらいいだろうと、これからの日本をじっくり考える時間となります。

学者、専門家、一般の方、内閣府の方が発表し、色々な視点からの考察が勉強になりました。

私自身の執務態度はどうだろうかと、自己を批判的に見つめなおす機会にもしたいです。

色々な人生

今日は後見の勉強会に出席。
いくつか勉強会に出席しているのですが、様々な事例ひ触れることができて勉強になります。
ベテランでも迷う事例も多い。
といいますか、正解がないことも多い仕事です。

悩んでいることがある人は、市役所や、社会福祉協議会に相談して下さい。
司法書士も、僕のように暇な人は(笑)、相談に乗ります。
法律論ではなくね。

もちろん法律は守ることが前提ですが、建前論ではいかないことが多いなあと痛感しています。
まずは、お話しをきくこと。
解決は出来ないかもしれないけど、何かの手がかりにはなるし、私も何かお手伝いできるかもしれません。

相続人がいないときの手続き

人が死亡すると相続が開始しますが、相続人がいない場合、相続財産はどうなるのでしょうか。

死亡したかたの財産関係について、何らかの利害関係があった人はどうすればいいのでしょうか。

 

最近はひとり暮らしのかたも増えて、おひとりで亡くなるケースも増えているのではないでしょうか。

後見実務や、相続財産管理人、不在者財産管理人経験者のお話を聞くと、これからは相続人がいない・わからないケースはどんどん増えていくのかなと思います。

 

民法は、相続人がいない場合、相続財産が帰属主体を明らかにするため相続財産を法人とみなします。そして、相続財産管理人を選任し、相続財産の管理をし、清算していきます。

相続人も探しますが、もし相続人がいない場合、相続財産は特別縁故者に分与されます。

そして、残った財産は国庫に引き継がれることになります。

 

例えば、一人暮らしのかたが亡くなると、いろいろと問題がでることも。

アパートやマンションの場合、異臭が出たり、建物に損害がでることや、発見されるのが大きく遅れると、警察でも誰が亡くなったか特定できないこともあります。

そういった場合は、不在者財産管理人を選任し、7年後失踪宣告をして、本人死亡とみなすまで財産を管理することもあります。

 

1人暮らしのかたは、近所のかたと関係をもち、地域のネットワークを築いたりするといいのかなと思います。

また役所(社協含む)専門家や、郵便局や、会社が見守りサービスを実施していたりするので、利用するのも一つの手です。

 

老後に関して、私がお手伝いできることは、遺言、任意後見や見守り契約など、ホームロイヤーとして寄り添っていくことでしょうか。

そこに心の通い合いが必要なので、人と人との相性の問題はあると思います。

 

 

 

後見人選任の申立てから、審判まで

後見人の選任の申立てを家庭裁判所にしてから、審判があるまで、1カ月から2カ月ほどかかります。

ただし、専門職が候補者になっていて、親族の同意書が申立書に添付されている場合などは、早い時は1週間ほどで審判があることもあります。

事情があって、早く選任してほしいときは助かります。

後見人の悩み

後見をやっていると正解のない問題にあたることが多いです。

司法書士の間でも、よく話題になります。

例えば、

自宅を処分するとき、

思い出の品をどれだけ残せるか。

施設や病院に入るときに、どの程度持っていけるのか。

あんまり持っていけないんですよね。。。

コンテナボックスとか借りるという方法もあります。

費用もかかることなので、ある程度割りきることも必要です。

後見人としては、みなさん、ご本人の希望に沿っていきたいと考えていると思います。

 

こういった悩みは無数にあります。

 

 

編集後記

じめじめした季節となりました。

少し歩くだけでもジト~っと汗ばみます(+o+)

 

 

 

 

 

成年後見の申立て

成年後見は、各家庭について事情が異なります。

そのため、本当に申し立てをしたほうが良いのかどうか、しっかりヒアリングして検討します。

もしかしたら後見の申立てをしないほうがいい場合もあります。

 

成年後見の申立ては、

基本的には一度申し立てると取り下げることができません。

成年後見人が選任されると、被後見人が死亡するか、回復するなどの事情がない限り続くので

途中でやめることもできません。

 

慎重に検討する必要があります。

 

 

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編集後記

朝晩めっきり肌寒くなりましたが、街を歩く人を見ると、半そでのひとからコートを着ている人までさまざまですね。

そろそろ私も箪笥の衣替えをしなければなりません。。